右側が母屋(47.31坪）、左側手前より駐輪所（1坪）、そして書庫（3.5坪）へと続く。 玄関へのアプローチを庭側にとることと、建物ボリュームにも配慮した最適配置により、冬期母屋の日照確保に最善を尽くしている。 駐輪所壁のスリット、透けた植栽計画、オープンな母屋２階ルーフバルコニーの手摺等によって防犯に配慮すると同時に、手前道路側に開き、奥隣地側へ視線を抜き、街に対して閉ざすことない連続性を確保した。 門扉から入って、（フラットな大庇のある）玄関への石張りの園路は、さらに母屋内の居間・食堂脇の階段を経由し、２階家族室、廊下を経て子供室に至る。
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